導入事例
東京海上日動火災保険: デジタルエンタープライズ化への挑戦
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プロセス可視化によるプロセスの標準化/スリム化を実現
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従来のJava開発の3倍の開発生産性
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1プラットフォームでの複数アプリケーション運用と再利用
「手作業や紙媒体を中心に行っていた業務をシステム化することで、データを一元管理、状況の共有化、一連の業務プロセスが管理可能になりました。ペガの持つコーディングレスという特徴から、部門をこえた調整の場において、その場で修正・確認する事が可能であり、効率的な開発が可能になりました。」
ビジネス上の課題
- ペーパーレス化促進と情報共有範囲の拡大
- 業務の品質向上、および効率化
- 属人的な業務処理からの脱却
- システム開発および導入の内製化
東京海上日動では、お客様への「安心と安全」 の提供を通じて、豊かで快適な社会生活と経済の発展に貢献することを経営理念としています。お客様と社会のあらゆる「いざ」を支え、すべてのステークフォルダーから信頼される良い会社 ”Good Company” を目指し、世の中のあらゆる変化にスピーディーに対応するための変革に挑戦しています。
次のような課題を解決するために、アジャイル開発ガイドを推進するためのプラットフォームとして、プロセス、UI、ビジネスルールをモデリングにより定義でき、ノンコーディングによるアジャイル開発を得意とするPegaを採用しました。
ペガのソリューション
部門をまたがって手続きを行う業務プロセスについて、ペガを活用した効率化を進めています。紙・Excel・メールなどに依存していたため、方法の標準化、処理状況の把握、お客様対応情報の記録や状況把握などに限界がありました。手作業が多く介在し、業務の進捗把握や手戻りの削減、業務のスリム化や短縮化が進まないことが課題となっていました。
このように、紙やExcelを使い実行していた業務にペガを適用することにより、業務の情報共有と進捗管理を実現しました。
成果
ベストプラクティスをペガに定義することにより、業務プロセスを標準化し、属人的な業務処理を可視化することに成功しました。開発においては、プロセス、UI、ビジネスルールのモデリングを単一のプラットフォームで実現するペガを要件定義フェーズから使うことにより、従来のJava開発から飛躍的に開発生産性が向上しました。今後はモバイル活用にも挑戦します。
また、ペガをより有効活用するためにCOE(Center of Excellence)を発足し、自社内で変化への対応を素早く行うための体制づくりも進めています。
関連する参考情報
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Pegaのビジネスプロセスマネジメントとケースマネジメントは、お客様が求める成果とエンドツーエンドのカスタマーエクスペリエンスを提供するビジネスアプリケーションの構築に役立ちます。
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ペガのローコード開発では、従来よりも迅速なアプリケーション開発が可能です。ビジュアルモデルを使用してビジネス要件を把握でき、アプリケーションとそのドキュメントの監査証跡が自動的に生成され、開発コストを最大で75%削減します。