Pega、ネイティブエージェント機能を備えた業界初の決済例外処理・調査ソリューションを発表
Pega Smart Investigate Agentic Automationにより、銀行は高度な生成AIと実績あるワークフローを融合し、調査業務の迅速化とコスト削減を実現
※当資料は、米国時間 2025 年9月16日に米国で発表されたプレスリリースの翻訳です。
The Enterprise Transformation CompanyTMであるPegasystems Inc.(NASDAQ:PEGA)は本日、決済例外処理および調査業務を革新する新製品、Pega Smart Investigate Agentic Automation™を発表しました。
本ソリューションは、Pegaが40年以上にわたり培ってきた業界リーダーとしての知見を基盤に、最新のSWIFT ISO 20022標準にネイティブ対応し、エージェント型AIを組み込んだ唯一の決済例外処理・調査ソフトウェアを提供します。これにより、より迅速な金融機関におけるケース解決と運用コストの削減を実現します。
Pegaの予測可能なAIは、実証済みのルールベースのワークフローと柔軟に連携し、金融機関が既存の業務プロセスを維持しながら、高度なエージェント型オートメーションを導入できる環境を提供します。
世界的な貿易構造の変化、制裁監視の強化、そして規制要件の進化により、金融機関は決済例外処理件数の増加という課題に直面しています。最近の関税率の変更も加わり、業務負荷はさらに高まっています。国際的な商取引の流れが再編される中、銀行はクロスボーダー決済の急増や新たな送金ルートの発生に対応する必要があります。
Boston Consulting Groupによると、世界の決済市場は2031年までに3.3兆ドルに成長すると予測されています。しかし、決済の複雑性が増す一方で、多くの金融機関では依然として手作業による例外管理プロセスに依存しており、業務効率や対応スピードに課題を抱えています。
Pega Smart Investigate Agentic Automationは、高度なエージェント機能によって従来の支払い調査業務を変革します。この新ソリューションは、従来手作業で行われていたプロセスのさらなる自動化を可能にし、例外処理のストレートスルー処理を強化します。
本日より提供開始されたエージェント型オートメーションは、信頼性の高いルールベースのワークフローと組み合わせることで、複雑な例外処理プロセスを効率化。これにより、従業員の生産性向上、運用コストの削減、そして顧客体験の向上を同時に実現します。
主な機能は次のとおりです:
- 新しい決済手段のサポート:Pega Blueprint™デザインエージェントを活用することで、金融機関は、新たに登場する決済手段を処理するための追加ワークフローを、プロセスを記述するか関連ドキュメントをアップロードするだけで、迅速に作成できます。
- SWIFTベースのメッセージの解決ガイダンス:Pegaエージェントは、新しいMX形式を含むSWIFTベースのメッセージの意図を理解し、アクティビティサマリーを自動生成します。さらに、関連する新規ケースを立ち上げ、複雑な例外処理に対して的確な解決ガイダンスを提供できます。
- 高度なメールリクエスト処理:Pega AIエージェントは、支払いの問い合わせ、問題、変更に関連するメールを分析し、人手を介さずに複雑なリクエストを処理できます。
- 包括的なエージェントオーケストレーション:Pega Agentic Process Fabric™ は、リクエスト内容に応じて最適なワークフローとエージェントを自動的に選択し、複数のアクションを並行してオーケストレーションすることで、迅速かつ効率的な業務遂行を可能にします。
- サードパーティエージェントとの相互運用性:新しいMCPおよびACAエージェントの相互運用性規格に対応しており、サードパーティや顧客が独自に開発したエージェントとの連携が可能です。これにより、既存の技術投資を活かしながら、外部エージェントの呼び出しや連携を通じてさらなる自動化を加速します。Pegaの革新的なアプローチにより、金融機関は、最先端の生成AI、AIエージェント、そして長年にわたり銀行業務で信頼されてきた決定論的なルールベース処理を組み合わせて活用することが可能になります。
高度な3階層のケースアーキテクチャ(ディスパッチ、オーケストレーション、解決)により、プロセスの再利用性が促進され、重複作業を排除。これにより、顧客は最大限の価値をもたらすインテリジェントオートメーションを効率的に導入できます。Pega Smart Investigate Agentic Automationは、業界最先端のSWIFTサポートを継続的に強化しています。たとえば、SWIFTの新しいケース管理サービスや、最新フォーマットであるcamt.110およびcamt.111への早期対応を含むコンプライアンス機能により、金融機関が進化する国際決済基準に遅れることなく対応できるよう支援します。
さらに、本ソリューションの包括的なMT/MXメッセージの相互運用性は、コルレス銀行がどのSWIFT標準を実装しているかにかかわらず、シームレスな通信を可能にします。これにより、グローバルな決済ネットワークにおける信頼性と柔軟性が一層高まります。
本製品は、2025年9月29日からドイツ・フランクフルトで開催されるSibos金融サービス会議で展示されます。イベントにおけるPegaの活動詳細、ミーティングのご要望、またはカンファレンス初日の夜にNFT Skybarで開催されるネットワーキングイベントへのご参加については、www.pega.com/ja/events/sibosをご覧ください。
Pega Smart Investigate Agentic Automationの詳細については、www.pega.com/ja/smart-investigate-agentic-automationをご覧ください。
引用とコメント
Pegaの金融サービス業界マーケットリーダー、スティーブ・モーガン(Steve Morgan)は次のように述べています。
「世界の銀行は、急増する決済例外処理、制裁の複雑さ、そして前例のない決済パターンの変化という大きな課題に直面しています。一方で、限られたリソースでより多くの成果を求められる状況にあります。
『Pega Smart Investigate Agentic Automation™』は、銀行が何十年にもわたり信頼してきたソリューションに、最も優秀な調査員のように“思考し、読み取り、行動する”インテリジェントなエージェントを組み合わせることで、迅速かつ大規模な展開を可能にします。
この強力な組み合わせにより、金融機関は高度なAIエージェントによって人間の専門知識を補完し、業務のスピードと精度を高め、クライアントサービスの質を向上させることができます。」
関連情報
- 詳細情報:Pega Smart Investigate Agentic Automation background
- データシート:Pega Smart Investigate Agentic Automation
- 背景:Pegaのエージェント型AIに対するアプローチ
- イベント:Pega at Sibos
Pegasystemsについて
Pegaは、エンタープライズDXを実現する最先端のAI搭載プラットフォームを提供します。世界有数の企業・組織が、ワークフローの自動化、顧客体験のパーソナライズ、レガシーシステムのモダナイゼーションを実現するためにPegaのテクノロジーを信頼して採用し、業務のあり方を再構築しています。1983年以来、拡張性と柔軟性の高いアーキテクチャにより継続的なイノベーションを促進し、お客様の自律型企業への道のりを加速しています。Pegasystems(NASDAQ:PEGA)について詳しくは、www.pega.com/ja/をご覧ください 。
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