Pega、エージェンティックAIを活用して企業のモダナイゼーションを加速

※当資料は、米国時間 2025 年6月2日に米国で発表されたプレスリリースの翻訳です。

本日、The Enterprise Transformation Company™であるPegasystems Inc.（NASDAQ:PEGA）は、PegaWorld®において、時間集約型のデジタルトランスフォーメーションへの取り組みを大幅に加速できる、Pega Blueprint™の機能拡張を発表しました。これにより、企業は強力なエージェンティックAIを活用して、動画、ドキュメント、UI画面、技術ファイル、ソースコードなど、さまざまなレガシーシステム資産を取り込み、分析し、かつてないスピードで最新のアプリケーションに変換できるようになります。今回の機能強化により、煩雑なシステム分析のフェーズが大幅に短縮され、クラウド対応に再構築されたアプリケーションのブループリントが即時に作成されます。

本日発表されたPegaの最新調査によると、世界のIT意思決定者の88％が、技術的負債がより俊敏な競合他社に追いつく妨げになっていると回答しています。しかし、従来のレガシーシステムのモダナイゼーション手法では、発見や分析に数か月もの手作業が必要です。特に古いシステムでは、適切なドキュメントが存在しないことも多く、現在のIT担当者は、すでに退職した開発者が書いた古いコードの中から手がかりを探さなければなりません。その一方で、限られたITリソースはイノベーションではなく保守作業に割かれ、顧客は不完全な体験に失望して離れていくという悪循環が生まれています。

革新的な生成AI搭載のワークフロー設計エージェントであるPega Blueprintは、すでにアプリケーション開発プロジェクトの期間を数か月から数週間へと大幅に短縮しています。今回、Pegaはその機能をさらに拡張し、より多様な入力ソースを活用して、企業がレガシー資産を迅速に評価・再構築できるようにしました。企業は、ドキュメント、コード解析ファイル、アプリのスクリーンショット、使用中の動画などをPega Blueprintにアップロードすることで、それらを統合的に分析・整理し、最適化されたアプリケーション設計の出発点を自動生成できます。この包括的なアプローチにより、ビジネス部門とIT部門は変革プロジェクトを迅速に始動でき、幅広いレガシー情報を活用することで、より的確な意思決定と反復回数の削減が可能になります。

旧来のレガシーアプリから最新のクラウドシステムに最短期間で移行
Pega Blueprintは、クライアントが新しいアプリケーションを設計・開発する方法を根本的に変えました。自然言語による簡単な説明だけで、Pega Blueprintは、AIとPegaのベストプラクティスを組み合わせて、エージェントによる自動化を取り入れたデジタルフロントエンドを提供する最新のアプリケーションワークフローを短時間で作成します。すでに数百社もの大手グローバル企業が、ほとんどすべてのビジネスシナリオに最適化された数千ものブループリントを作成しています。

クライアントは、Pega Blueprintの新しいエージェント機能を使用することで、既存の技術的負債を、自動化されたクラウドベースアプリケーションや合理化された顧客体験にさらに簡単に転換できます。次の機能などを使用すれば、企業は速やかに変革を開始できます。

• 多様なレガシー資産に対する事前のエージェントティックAI分析：プロジェクトの初期段階からエージェント型AIを活用することで、クライアントはさまざまなソースやファイル形式の資産 ― ドキュメント、ソースコード、デモ動画、画像など ― をPega Blueprintにアップロードして分析できます。これには、AWS Q Developer、Google MATなど、主要なPegaパートナーが提供するソースコード解析ツールの出力も含まれます。
   
• レガシー資産全体にわたるプロセスの可視化：Pega Blueprintは、アップロードされた各種ソースから情報を抽出・統合し、レガシーシステムにおける業務プロセスの洞察をユーザーに提供します。これにより、非効率な旧システムを再構築・廃止するための出発点となるアプリケーションワークフローを自動生成できるようになります。

• データモデリングと統合の高速化：Pega Blueprintでは、既にレガシーのデータベース構造や統合ドキュメントをアップロードすることで、アプリケーションのデータレイヤーを自動生成できます。今回の機能拡張により、必要なデータフィールドやデータオブジェクト間の関係性もAIが分析・生成し、より包括的なデータモデルの構築が可能になりました。このAI分析により、企業はレガシーデータのクラウド移行や、新しいクラウドアプリケーションと外部システムとの統合を大幅に加速できます。

Pega Blueprintの拡張機能は、すべてのユーザーが利用できます。詳細や体験版の無料トライアルについては、www.pega.com/ja/blueprintをご覧ください。

今回の新機能は、今週ラスベガスのMGMグランドで開催される年次カンファレンスであるPegaWorldにおいて公開されます。PegaWorldでは、世界有数の大手企業におけるイノベーションの成功事例を、実践的なデモとともにご紹介します。イベントのハイライトについては、www.pegaworld.comをご覧ください。

引用とコメント

Pegaの最高製品責任者であるケリム・アゴナルは次のように語ります。レガシーシステムは、顧客が期待する体験の提供や、競争力維持に必要な業務効率の実現を妨げています。今回のPega Blueprintの機能拡張により、既存のドキュメントやコード、その他あらゆる情報ソースから最大限の価値を引き出し、変革のスピードを加速できるようになります。これは単なるクラウド移行ではなく、ワークフローを再構築し、真にモダンで効率的なアプリケーションを創出することによって、ビジネス価値を生み出す取り組みなのです。」

HCLTechのデジタルビジネスサービス、SaaSおよびコマーシャルアプリケーション部門グローバル責任者兼エグゼクティブバイスプレジデントであるサダゴパン・S氏は、次のように述べています。「企業がレガシーシステムによる負担への対処に苦慮し、自律型企業への道が阻まれている中で、Pega Blueprintと当社のAIを活用したフレームワークを組み合わせることで、企業は旧来のアーキテクチャから、インテリジェントなエージェンティックシステムへと一気に飛躍できます。私たちは、Pega Blueprintの力を活用し、企業が技術的負債を解消し、レガシー環境の変革を加速し、自律的な業務運営を実現できるよう支援していきます。」

AaseyaのCEOであるパンカジ・ジェイン氏は、次のように語ります。「レガシーのモダナイゼーションは、もはや単なるITのアップグレードではなく、戦略的な推進力です。Pega Blueprintを活用することで、私たちは企業が場当たり的な修正対応から脱却し、AIネイティブで将来に備えたプラットフォームへと移行する支援を行っています。」

その他のリソース

• トライアル版：Pega Blueprint
• 動画：Reimagining legacy systems with Pega Blueprint（Pega Blueprintによるレガシーシステムの再構築） （英語）
• 調査：Technical debt and its impact on innovation（技術的負債とイノベーションに及ぼす影響）
• 自己学習：What is legacy modernization? 

Pegasystemsについて
Pegaは、エンタープライズAIを活用した意思決定とワークフローの自動化によって組織のBuild for Change®を支援する、The Enterprise Transformation Company^TMです。影響力のある世界中の企業の多くは、Pegaのプラットフォームを活用し、エンゲージメントのパーソナライズからサービスの自動化、オペレーションの簡素化など、喫緊のビジネス課題を解決しています。当社は1983年の設立以来、Pegaの拡張性と柔軟性に優れたアーキテクチャにより、企業が今日の顧客ニーズに応えながら、将来に備えて継続的に変革できるように支援し続けています。Pegasystems（NASDAQ:PEGA）について詳しくは、www.pega.com/ja/をご覧ください 。

プレス連絡先：
Sean Audet
Pegasystems
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国内お問合せ先：
ペガジャパン株式会社
マーケティングPR担当  桐生 綾子
e-mail: [email protected]

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