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Pega Blueprintに各国・地域のデータ保護法や規制に準拠した企業のデータ主権を強化

Pega Blueprintはセキュリティ基盤をさらに強化し、データの保存場所・アクセス権限・運用ポリシーを企業自身が柔軟に管理できる環境を提供

※当資料は、米国時間 2025 1028日に米国で発表されたプレスリリースの翻訳版です。

米国マサチューセッツ州ウォルサム –  Enterprise Transformation Company™であるPegasystems Inc. (NASDAQ: PEGA)は本日、業務プロセスのあるべき姿を描くプロセス設計エージェント「Pega Blueprint」において、グローバルでビジネスを展開する企業が求める「各国・地域ごとのデータ管理」と「企業ごとのデータ分離」の両立を実現しました。これにより、業務プロセス設計エージェントを活用しながら、安全かつスムーズに業務プロセス設計の為の業務部門やIT部門のコラボレーションを促進することが可能になります。

世界中の企業は欧州の包括的データ保護規則(GDPR: General Data Protection Regulation)、オーストラリアのプライバシー原則(APPs: Australian Privacy Principles)、そして日本の個人情報保護法(APPI: Act on the Protection of Personal Information)など、各国・地域で強化されるデータ保護規制への対応が求められています。すべての企業は、各国・地域でデータを安全に保持・管理し、これらの法規制に準拠することを求められています。Pega Blueprintはビジネス部門とIT部門が安心してコラボレーションし、ミッションクリティカルな業務プロセスのあるべき姿を設計できるよう支援し続けていきます。各国のデータ保護規制に準拠しながらも、業務アプリケーションの開発スピードと生産性を向上させ、グローバルレベルでのコラボレーション促進と法令遵守の両立を実現します。

Pega Blueprintはグローバルレベルでのセキュリティとスケーラビリティを前提に設計されています。今回の最新アップデートにより、企業が業務プロセスやシステム設計をより安全かつ協働的に進められる新しい環境を提供します。

  • まず、地域ごとのデータ管理(Regional Data Residency)に対応しました。
    Pega Blueprintは、日本、米国、英国、EU、オーストラリア、シンガポールといった各地域のクラウド環境で利用できるようになり、BPMN図、動画、スクリーンショット、レガシーシステムの関連ファイルなどのアップロードされたドキュメントを、各国・地域内で安全に保存・処理することが可能になりました。
  • また、専用のプライベートクラウド型ファイルストレージを提供します。
    Pega Cloud®を利用するお客様は、Blueprint関連のファイルを自社専用の仮想プライベートクラウド(VPC)内にある、クライアント固有のストレージ領域(S3バケット)に保存できるようになり、完全なデータ分離と制御を実現します。
  • さらに、グローバルチーム向けのローカライズ対応も強化されました。
    Pega Blueprintは、地域の言語や利用者特性に合わせたインターフェースに対応し、分散したチーム間でも直感的に使える環境を整えています。業務上の言語的な面とインフラの両面を各国・地域化にフィットさせることで、どの地域のチームも不安なく生産的にコラボレーションできるようになります。
  • 最後に、統合認証とアクセス管理に対応しました。企業やパートナーは、自社のシングルサインオン(SSO)環境と連携し、ユーザーの役割に応じたアクセス権限を柔軟に設定できるようになりました。これにより、セキュリティを保ちながらログイン体験をよりシームレスにできます。

Pegaはすでに多くのグローバル企業が利用している堅牢なセキュリティ基盤の上に、今回の新機能を追加しました。これにより、Pega Blueprintはさらに高いレベルのデータ保護を提供します。

  • まず、包括的なデータプライバシー保護を実現します。Blueprint上で作成されたすべてのワークフローやアップロードされたファイルは、権限を持つユーザーのみに閲覧・操作が許可されます。ユーザー自身が他者と共有しない限り、内容が外部に見えることはありません。
  • 次に、AIモデルの学習におけるデータ利用を完全に排除します。お客様のデータやドキュメントは、Pega自身のAIモデル、または提携パートナーのAIモデルの学習には一切使用されません。これにより、企業固有の情報が外部のAIシステムに取り込まれるリスクを防ぎます。
  • さらに、高度なデータ暗号化技術を採用しています。Pega Blueprintは、Pega Cloudと同水準のセキュリティ基準を適用しており、保存データには256ビットAES暗号化を、通信中のデータにはHTTPS/TLSによる保護を施しています。これにより、データの保管・送受信のいずれにおいても最高水準の安全性を確保します。
  • そして、AIガバナンスと安全性管理の体制を強化しています。Pegaは、専任のセキュリティおよびAI運用チームによる監視体制を整え、すべての生成AIソリューションを統合的に管理しています。この体制により、AIの利用状況を常時モニタリングし、セキュリティやコンプライアンスの基準を継続的に満たしていることを確認しています。また、生成されるコンテンツに対しては、悪意ある情報や不適切な内容を自動的に検出・除外するフィルタリング機能を備え、お客様を様々なリスクから保護します。


Pega Blueprintは企業のあるべき業務プロセスを描くAI搭載の業務プロセス設計エージェントです。ビジネス部門とIT部門がBlueprintを活用しながらコラボレーションし、Pegaが培ってきたベストプラクティスと生成AIの力を組み合わせることで、これまで時間を要していた業務プロセスの設計やアプリケーション開発を、圧倒的なスピードと正確性で実現します。Blueprintを活用することで、レガシーシステムで運用しているミッションクリティカルな業務アプリケーションを短期間でモダンな業務アプリケーションへと進化させることができます。 詳細については、www.pega.com/ja/blueprintをご覧ください。

多くのグローバル企業がミッションクリティカルな業務アプリケーションを稼働させているPega Cloud上でPega Blueprintも同様に運用されています。高いレジリエンス(耐障害性)とパフォーマンスを備えたPega Cloudは、スケーラビリティ、運用効率、そしてセキュリティを兼ね備え、お客様がPegaの機能と価値を最大限に活用できる環境を提供します。 詳細については、www.pega.com/ja/products/cloudをご覧ください。

引用とコメント:
Pega Blueprintの採用が世界中で拡大する中で、欧州のGDPRや日本の個人情報保護法(APPI)をはじめとする、各国・各地域で強化されるデータ保護規制に対応できるよう、既存のプライバシーとセキュリティ基盤をさらに強化しました。これにより、チームはそれぞれの国や地域の法規制を遵守しながら、安全かつスムーズに国境を越えて協働できるようになります。これらの拡張機能は、パフォーマンスの向上、コンプライアンスの強化、そして地域をまたぐお客様とチームにとって、よりシームレスな体験の実現につながります。」

ケリム・アゴナル (Kerim Akogunul), Pega 最高製品責任者(Chief Product Officer

関連情報

Pegasystemsについて
Pegaは、エンタープライズDXを実現する最先端のAI搭載プラットフォームを提供します。世界有数の企業・組織が、ワークフローの自動化、顧客体験のパーソナライズ、レガシーシステムのモダナイゼーションを実現するためにPegaのテクノロジーを信頼して採用し、業務のあり方を再構築しています。1983年以来、拡張性と柔軟性の高いアーキテクチャにより継続的なイノベーションを促進し、お客様の自律型企業への道のりを加速しています。Build for Change®の準備は整いましたか
詳細はwww.pega.com/jaをご覧ください。

 

プレス連絡先:
Sarah King
Pegasystems
[email protected]
Pega (LinkedIn)

国内お問合せ先:
ペガジャパン株式会社
マーケティングPR担当  桐生 綾子
e-mail: [email protected]


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